秋田展、仙台展終了しました。
2月14日(水)から18日(日)まで秋田市の「ル・エタージュ」さんで、翌週の21日(水)から25日(日)まで仙台の「ギャラリー専」さんで開催した個展。いずれも無事に終了しました。個展までの2か月半ほど、特に年が明けてからはほとんど外出することなく引きこもって制作に集中してきました。その分をすべて取り戻しておつりがくるほど、多くの方とお会いしてお話をした2週間でした。 ル・エタージュさんでの個展はこれで4回目になります。
今までで一番お天気に恵まれない5日間でしたが、そんな中でも足を運んで下さるお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。 3年前に「ひな絵展」としておひな様の絵を中心に始めた個展ですが、昨年からは「春待ち展」と名前も新たに土鈴や土人形にも力を入れ始めました。今年はさらに型抜き土鈴を増やしたのですが、経験不足のため原型から石膏型を取るのに要する時間(成功率)が読めなくてスケジュール調整にはとても苦労しました。
今回はおひな様を減らして招き猫などの縁起物の絵に挑戦してみました。土人形のおおらかさ、愛嬌、手触りが和紙の上に再現できればいいのですが、こちらもなかなか思うようにはいかないものです。そこがまた面白くもあるのですが。 いつものことながらル・エタージュさんは、さまざまに工夫をこらして居心地の良い空間を演出してくださいます。お越しくださったお客様たちはみなさんゆっくりとこの空間を楽しんでいかれるので、こちらも嬉しくなりました。
ル・エタージュさんのブログでの御紹介はこちらからご覧ください。
引き続いて開いた仙台市での個展はこれが初めて。仙台に行く事自体がほとんどないのでまったくのアウェイ状態での開催です。
会場のギャラリー専さんは、こぢんまりすっきりとした気持ちのよいギャラリー。オーナーの菊地さんが絵筆をとられる方だからなのでしょう、絵の展示の勘所がしっかりしているスペースだと思いました。 展示は万全、あとはお客様を待つだけ。というところで段々不安になる私。あまりにもアウェイなもので…。
そんな中、仙台周辺在住の絵や物作りの友人たちが手伝ってくれたり友達を連れて来てくれたり。本当に嬉しかった!ありがとう!また、わざわざ山形や秋田から足を運んでくださる方がいらっしゃったのにはビックリ。これも感謝しかないです。
2月という時期や広報不足などから来場者数は決して多いとは言えませんでした。でもお出でくださった方たちはみなさんじっくりと鑑賞してくださって、様々なお話を聞くことができました。新しい土地でのこうした出会いはとても新鮮で刺激的で、次の制作へとつながる意欲の元となりました。「よし、描く!作る!」そんな気持ちで秋田に帰ってきました。
ギャラリー専さんのブログでの御紹介はこちらからご覧ください。
秋田、仙台と充実の2週間。お買い上げくださったみな様、丁寧にご覧くださったみな様、心よりありがとうございました。
そして、旅立って行った絵や土鈴たちがみなさんのお手元で末永く愛していただけますように。