人物スケッチ
昨日「レコードとデッサン会」で描いた人物スケッチです。10分1ポーズを5ポーズ。集中して描く10分は結構長く、それでいてあっという間。線を探し色を塗る濃密な時を味わってきました。
モデルは上半身の魅力が半端ないヨガの先生。しっかりした骨と筋肉と適度な脂肪の美しいこと。腰から首、頭にかけて貫かれた芯の美しいこと。人を描くたびに人体の魅力の果てのなさに気づかされます。
もちろん同時にそれを描ききれない自分の力量にも気づくんですが、でも楽しいのですべてOK。 ここまでは本当に楽しく取り組めるのです。
問題は、ここから先。本画として仕上げる時。スケッチを沢山してそこから一枚の日本画作品にするのって、いつまでたってもその勘所が全然わからない。結構苦しい。それでもなんで描くのかと言えば…、それも実はよくわからない。 この「なにがなんだかわからん」感じが良いのかしら。
物心つく頃からずっと描いたり作ったりしてきていても、こんなもんですね。まぁ、これしかできないし、これが楽しいのだから結果オーライなんでしょう。これからもさらに楽しみます!